奈良公園・ならまち巡りの最後として、世界遺産『興福寺』に行ってきました。
ならまち散策で休憩した後、興福寺を見て帰ろうということになりました。
ならまち側からでると、猿沢池が見えます。
興福寺五重塔が周囲の柳と一緒に水面に映る風景が美しい猿沢池は、奈良八景のひとつと言われています。
興福寺に訪れるなら、こちらも合わせて見ておきたいですね。
興福寺までは、近鉄奈良駅から徒步5分であり、駐車場もあるので、交通の便は良いと思います。
ちなみに、興福寺は、藤原氏の氏寺として、藤原一族の隆盛とともに大きくなりました。
興福寺の見どころとしては、南円堂、北円堂、五重塔、三重塔、大湯屋、大御堂、国宝館など建造物の見どころがたくさんあります。
猿沢池から上がって、まずは南円堂を拝観しました。
南円堂は、国の重要文化財で、西国三十三所第九番札所でもあるそうです。
その後、是非見ておきたいということで、国宝館・東金堂連帯共通券を購入して、それぞれを拝観してきました。
東大寺大仏殿と違いこちらの施設内、写真撮影はNGとなっています。
東金堂内では、重要文化財である銅造薬師如来坐像、銅造日光・月光菩薩立像。
国宝の木造文殊菩薩坐像、木造維摩居士坐像、木造四天王立像、木造十二神将立像を拝観できます。
なかなか見応えがあるので、興福寺に来られたら是非見て頂きたいと思います。
そして、見るなら、国宝館も見るべきだと思います。
国宝館は2018年1月1日元日にリニューアルされたばかりで、とても綺麗な施設でした。
国宝館には、教科書で見たことのある有名な国宝、重要文化財が多数あり、貴重な仏像や文化財を間近でみられる素晴らしい施設だと思います。
なかでも施設の真ん中あたりにある国宝の木造千手観音菩薩立像は高さ5m以上あり、圧倒的な存在感です。
そして、阿修羅像をはじめとする乾漆八部衆立像など本当に中学・高校の歴史の勉強で学んできた仏像などが多数あり、興味をもって見れるので楽しかったです。
これが、大人900円(国宝館・東金堂連帯共通券)で見れるのだから見ないと損でしょう!
まだ現時点では工事中ですが、平成30年(2018年)10月には、中金堂の落慶があります。
一般参拝は10月20日(土)からとなっていますので、紅葉の季節には、ますますの人の混雑が予想されますが、より見るべきところが増えるので行ってみたくなる要素が増えるのではないでしょうか?
春や秋の散策に適した季節に合わせて拝観すると楽しいと思います。
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