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万城目学 時代劇長編小説 熱くて刹那い『とっぴんぱらりの風太郎』

2019-06-07

i_putaro万城目学さんの『とっぴんぱらりの風太郎』

文庫化を心待ちにしておりましたが、遂に文庫化されました。

まだ上巻を読み終えたばかりなのですが、万城目節炸裂の主人公です。

万城目作品の主人公って、少し変わっているというか、ちょっと斜に構え飄々としているようで、どこか抜けている。

とそんな印象を持っています。

で、今回の『とっぴんぱらりの風太郎』も主人公は冴えません。

ただ、物語が進み中盤になる頃には、主人公の成長を感じ引き込まれて行きます。

万城目作品には、少し抜けた主人公を支える脇役が魅力的なんですが、今回も面白い相方の『黒弓』がいます。

さらに、物語の核をにぎりそうなキャラにヒロイン!?

と読み始めたら、なかなか読むのが止められません。

ちょうど真田丸でやっている時代背景とも合致するので、今、戦国時代のお話を出すのはタイミングが良いなーと思いました。

ついつい、出て来る名前を検索し、Wikiを見てなるほど!となったりしてます。

そうして読むとより、物語に深く入れるのでお勧めですよ!

下巻になると、怒涛の展開が待ち受けています。

上巻では頼りなかった風太郎の成長が感じられます。

そして、壮大に展開される物語絵巻。

先が気になる怒涛の展開。

ニート忍者の風太郎から目が離せません!

最後は万城目作品を読んでいる方ならニヤリとする展開へ。

読み終わったらグッとくる『とっぴんぱらりの風太郎』

お勧めです!

【作品紹介】

天下は豊臣から徳川へ──。重なりあった不運の末に、あえなく伊賀を追い出され、京(みやこ)でぼんくらな日々を送る“ニート忍者”風太郎(ぷうたろ う)。その人生は、1個のひょうたんとの出会いを経て、奇妙な方向へと転がっていく。 やがて迫る、ふたたびの戦乱の気配。だましだまされ、 斬っては斬られ、燃えさかる天守閣を目指す風太郎の前に現れたものとは──
「BOOK」データベースより