春めいた先日、桜も楽しめるかもと奈良に遊びに行ってきました。
今回の目当ては大仏さま。
まだ、子供が見たことがなかったので、春の散策として訪れました。
関西の小学生だと、社会見学で大仏さまを見に行った方が、結構いるかと思います。
自分もそのうちの一人です。
でも、小学生の時の記憶って曖昧ですよね?
大人になって東大寺に訪れたのですが、大人も子供も楽しめて行く価値があったなーと思いました。
奈良公園は、非常に大きいので、目的を決めてまわらないと、見たい施設を全てみるのは難しいかと思います。
さて、そんな東大寺に向かっていく先々には、神の使いの鹿さんがそこかしこで見られます。
奈良公園にいる鹿は、神の使いと言われています。
奈良に平城京が出来た頃、藤原氏の氏神として、御笠山に神様を祀ったそうです。
その時、その神様が白い鹿にのってやってきた為、神の使いとして鹿があつかわれるようになったそうです。
そんな鹿達が大好きな鹿せんべい。
子供は、鹿せんべいをあげたくて仕方がないのですが、まずは大仏さまに会いにいきます。
大仏殿の前にまず出会うのが国宝で国内最大の山門 南大門です。
鎌倉時代に建てられたこちらの門は、基壇上25.46mもある巨大な門で圧巻です。
そして、門の左右には、見たことあるあるの金剛力士像を見ることが出来ます。
鎌倉時代に運慶・快慶を中心に大仏師達が作った国宝の金剛力士像。
さすが、国内最大の門に建造されているだけあって、でかいです。
像の高さは8.4mもあります。
ちなみに、調べたところ、口を開けているのが阿形(あぎょう)で、口を閉じているのが吽形(うんぎょう)ということでした。
南大門を入って少し歩くと中門がみえてきます。
中門前を左折して大仏殿の入口に向います。
入堂・拝観料は中学生から大人は600円、小学生300円となっています。(2018年4月現在)
東大寺ミュージアムも見る方はセット券がお得ですよ。
小学生400円、大人(中学生以上)1,000円となっています。
ちなみに、廻廊内、大仏殿内での撮影は可能です。ただし、三脚の使用は禁止されています。
撮影スポットが多いだけにこれは嬉しいですね。
中に入って回廊をすすむと、記念撮影にピッタリのスポットがあります。
みんな撮影しているので、すぐにわかるかと思います。
丁度、桜も咲きはじめており綺麗でした。
そして次の見どころは、八角灯篭
私は知らずに写真を取り逃したのですが、大仏殿の前に立っている金銅製の灯篭は、国宝の八角灯篭で奈良時代に製作されたものです。
大仏殿内に入るとすぐ正面に、目当ての大仏さまです。
大仏さまは、毘盧遮那仏という華厳宗の仏さまです。もちろん、国宝指定されています。
これは、聖武天皇が東大寺の本尊として世界最大の毘盧遮那大仏として作られたものです。
ちなみに、毘盧遮那(ビルシャナ)=サンスクリット語のヴァイローチャナの音訳で、太陽・光明の意、華厳経の教主です。 ※大仏の全てより
そして、大仏さまの両隣には、虚空蔵菩薩坐像・如意輪観音菩薩が鎮座しています。
両像とも、7mと巨大なものですが、大仏様が倍以上の大きさがあるので、それほど大きく感じないかもしれません。
大仏殿の奥には、広目天立像と多聞天立像があります。
大仏殿にある四天王像としては、この二体のみが完成して持国天・増長天は首のみが飾られております。
見逃せない見どころ体験場所としては、大仏の鼻の穴として有名な柱!
大仏さまの鼻の穴の大きさと同じことからこの名前がついたのだとか。
この柱の穴をくぐり抜けると邪気が払われ、無病息災のご利益があると言われているそうです。
その穴をくぐる様子を撮影しようと、行列が出来ております。
混雑緩和の為に記念撮影は、1枚でお願いしますとの注意書きがありました。
確かに、行列が出来ています。でも5分もせずに順番がまわってきましたよ。
子供がチャレンジしましたが、らくらくクリアしてました。
柱の穴の大きさについて調べたところ、縦37cm、横30センチという小さいサイズ。
これは男性が通り抜けるのは難しそうですね。
外国人観光客の大人の女性が挑戦して、くぐり抜けていたので女性なら可能かも!?
大仏殿をぐるっと一周まわると最後は土産物屋さんが、こちらも観光客でいっぱいでした。
拝観料を払う必要がありますが、中で撮影もできますし、国宝もたくさん見られるので十分価値があると思いますよ!
これから、良い季節になるので公園散策と合わせて訪れてみればどうでしょうか?
コメント