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小説:高嶋哲夫『沖縄コンフィデンシャル ブルードラゴン』

2019-06-16

高嶋哲夫さんの沖縄コンフィデンシャルシリーズ第二弾のブルードラゴンが発売されていたので、購入。

こちらいきなり文庫化シリーズもので第二弾。一巻を1年前に読んでいるので、読み始めはうろ覚えだったのですが、読んで行く中で繋がりも思い出し楽しめました。

私が、高嶋哲夫さんの本を読むようになったのが『M8』を読んで圧倒的にリアルな描写で引き込まれ、『TSUNAMI 津波』を読みファンになりました。

直近では、『首都感染』を文庫で読んでおり、私の中では、ディザスター小説の人って認識でした。

ところが、こちらの沖縄コンフィデンシャルシリーズは警察小説です。

高嶋さんは、どんな警察小説を書くのだろうと気になり1巻を購入し、今回も発見してすぐ続編を読んでいます。

自然災害の圧倒的な絶望感に対して、戦う主人公達とはまた違った展開なのですが、こちらも中々個性的な主人公たちが活躍します。

まず、主人公が刑事のサーファー。

サーファーの刑事ではありません。

主人公が明言しています。

沖縄が舞台なので、主人公の設定は確かにアリだと思いますが、今までにない主人公だなって思いました。

脇を固めるキャラクター達も個性的で、警察庁のエリート赤堀、主人公の良き先輩でありパートナーの具志堅。何やらワケありな美人警察官のノエル。

そして、米軍のケネス。黒琉会の喜屋など1巻、2巻に渡って活躍する脇役達。

正直、1巻を読んだ感想は、単巻では完結しない壮大なストーリーだなと思いました。

そして、今回のブルードラゴン。

舞台は沖縄と東京の二箇所が交錯するストーリーとなっています。

そして、謎多き女性警官のノエルが、今回は物語のキーになっております。

今回の話は1巻とは異なり、物語自体は解決します。

しかし、まだまだ続く感じは1巻と同じでしょうか?

次巻にも出てきて欲しい新たなキャラクターの出現や、沖縄に根付く問題。

人種について考えさせられる内容。読み応えは抜群です!

小説とはいえ、現在の沖縄をリアルに表そうとしているのではと読める点があり、続刊が気になります。

那覇市内のレストランで、突然倒れた米兵から、新種の危険ドラッグの陽性反応が。偶然、現場に居合わせた反町、赤堀、ノエルの沖縄県警同期の3人は、捜査に乗り出す。だが、薬物事件は海を越え、東京でも続々と発生。そして、20年前に忽然と姿を消したノエルの父である元海兵隊員が捜査線上に浮上するが…。死をも招く危険ドラッグの全国への蔓延を阻止できるのか。好評の沖縄県警シリーズ!

「BOOK」データベースより