全国のアウトドアが苦手な奥さんがいるけど、子供とアウトドアを遊びたいお父さんに朗報です。
最近、大流行中のグランピングなら、お母さんがアウトドア嫌いでも、なんとかなりそうです!
というわけで、我が家の妻もキャンプは苦手なんですが、GRAX HANAREは大満足で楽しめました。
テントを貼ってバーベキューって感じとは少し異なりますが、アウトドア気分が快適に味わえるグランピング。
大自然の中で感じる非日常のくつろぎ、そのお部屋について、今回はレポートです。
2017年にオープンしたGRAX HANARE(グラックスハナレ)は、京都府南丹市のるり渓内にあります。
大阪市内からでも高速を使えば約1時間とアクセスも良いです。
京都市内や、神戸からでも1時間30分以内というアクセスは、かなりお手軽な移動時間ではないでしょうか。
車を所持してないグループでも、無料送迎バスが出ているので、最寄り駅まで電車でいけば車がなくても大丈夫です!
グランピングならキャンプ道具も手ぶらで自分の荷物のみでも大丈夫です。
そのため、大荷物で電車ということもありません。
GRAXのキャンプをお手軽に体感できる施設というコンセプトはそのまま、
快適なベッドの中でゆっくりと眠れ、誰でも気軽に楽しめるアウトドアリゾートというのがGRAX HANARE(グラックス ハナレ)のコンセプトのようです。
宿泊施設は2階建てのヴィラ一軒家で、はっきりいって別荘です。
ヴィラは10棟あり、中心にTAKIBIテラスとSOYOKASEデッキがあります。
TAKIBIテラスは夜20:30〜21:00の間焚き火が行われる共有スペースです。
SOYOKAZEデッキは、TAKIBIテラスの隣りにあるウッドデッキの共有スペースで、ハンモックが設置されています。
台数が少ないので、時間によっては、いっぱいになっていますが、我が家も十分に家族でユラユラと楽しめました。
子供は初めてのハンモック体験でかなり楽しかったようです。
ボーッとする時間はいいですね。もっとも子供がいると、すぐに邪魔してくるので、あまりボーッとしてられませんでしたが。。
で、肝心のヴィラはどんな感じかというと。
私達家族が泊まったのは、Glamping Vaction Villa(グランピングヴァケーションヴィラ)というスタンダードなタイプです。
ヴィラのキーは普通の家のキーと変わりません。
玄関を開けると、正面クローゼットがあり、左右に扉があります。
クローゼット内にアウターや荷物を入れることができます。
かなりの大きさなので、定員の5名分でも収納可能です。
貴重品用のロッカーもあります。
左右の扉は、トイレ・バスの水回りとリビングへの入口です。
リビングの空間は二階まで吹き抜けになっており、the・別荘の家って感じです。
ソファベッドに暖炉と高級感があふれています。
4月初旬の山の夜は寒かったので暖炉をつけたかったのですが、冬季のみということで、残念ながら使えませんでした。
ただし、ヴィラ施設内にはエアコンが3台設置されており、快適な温度に設定できるので、困ることはありません。
ちなみに、窓は二重サッシになっており、防音性・気密性も高い部屋だなと思いました。
で、この施設ならではの注目設備!
プライベートデッキに備え付けられたテント!
これで、アウトドア気分を楽しめます。
ただ、大人二人入ると、もう一杯かなって感じです。
テントでの宿泊はできません。
ダイニングは大きめのテーブルです。
大きいテーブルと思ってましたが、夕食の準備では全面使ってましたので、ちょうど良い大きさなのかなとも思います。
冷蔵庫には、炭酸ドリンクとお水が用意されており無料です。
また、ホットドリンク用にネスプレッソのコーヒーとリプトンの紅茶が用意されています。
ウェルカムサービスのお菓子は、チョコと雑菓子でした。
料理レシピの説明用の冊子と設備説明用のショートカットが用意されたiPadが提供されます。
冊子と一緒の内容がiPadでもチェックできます。
レシピは写真が多く見栄えはとても良いです。
しかし・・・
どれもオシャレ説明すぎて解説が短いので、ちょっと戸惑います。
ネスプレッソの説明も、あまり詳しくないので最初戸惑いました。
まず、備え付けのコップが設置できない!と妻が悩んでいました。
注ぎ口の下にある台は、上にたたむことが出来るので、それを上げていれるんですね。
2タイプのコーヒーを入れることが出来ます。
個人的にはレギュラーで十分濃いと思いました。
妻は、ミルクが欲しい!と。
るり渓温泉の本館にあるお土産屋では美山牛乳が販売されていたので、それを買ってくるもの手だなと思いました。
コーヒーは十分用意されているので、2日間しっかりと堪能させていただきました。
キッチンは立派なんですが、ガスコンロは一口で、ちょっと料理するには向いてないのでは?と思いました。
レンジフードは立派なんですけどね。
まー、メインの料理はデッキに用意されているガスバーベキューグリルなんで問題ないと思います。
我が家では翌日の朝ごはんもバーベキューグリルで準備しました。
お隣さんもそうしていたので、案外皆さんそうしているのかなと思います。
1階の寝室にはミニバーが用意されています。
こちらは有料です。子供にはこのエリアのお菓子は食べては駄目!と注意してミニバーも開けさせないようにしました。
椅子はイームズチェアっぽいレプリカがおいてありオシャレです。
1階の寝室のベッドは大きめのベッドが2つ。結構簡単に動かすことが出来るので、2つ繋げて寝れば、小さなお子さんがいても安心かと思います。
こちら床が結構ツルツルすべるので、気をつける必要があります。
子供が階段から降りてきて、見事にツルッとすべってコケてケガしそうになりました。
2階はベッドが3台設置されているのと、プロジェクターがあります。
DVDも見ることが出来るのですが、レンタルDVDはないので自分で持っていく必要があります。
ケーブルさえ用意すれば、スマホやカメラからも映像は投影できそうでした。
プロジェクターの裏面です。参考までに。
プロジェクター用接続ケーブルもフロントで借りることは出来るようです。気になる方は事前に確認して行かれることをオススメします。
2階から1階の様子も眺められるので、子供のテンションは、かなり上がってました。
自然を満喫できるヴィラで、テレビは用意されていません。
ちょっと音がなくて寂しいかなと思ったのですが、小さなBluetoothスピーカーが備え付けであります。
貸し出してもらったiPadと繋げば、YouTubeを利用してBGM用の音楽をかけることも可能です。
自分のスマホに入れている音楽もBluetoothで繋げば、スピーカーを使ってヴィラ内で聴くことは可能です。
最後に水回りです。
水回りは洗面化粧台が2台設置されています。
これなら定員5名でも十分使えますね。
備え付けのお風呂場は、すごく大きいです!
そのため、お風呂はなかなか温まりません。
冬場に利用する場合、十分温めてから入ったほうが良いと思います。
シャワーは大きくて、使いやすかったです。
水量も十分です。ただし、お風呂でお湯を使っていると水量が落ちますので、注意です。
お風呂にはジェットバスとライト照明が着いています。
子供が喜んであそんでました。
トイレは普通です。
備え付けのタオルは十分ですし、アメニティもホテルと比べても遜色ない感じでした。
男性も、使い捨てひげ剃りが付いているので困らないかと思います。
ヴィラの設備としては、ホテル宿泊に負けず十分だと思います。
ちなみにこちらのヴィラ内には時計は用意されていません。
時間を忘れて快適な開放感を味わって欲しいということかもしれませんね。
アウトドアな気分は味わえ、かつ冷暖房が効いて快適なベッドで寝れます。
虫が苦手でも、土の上にシュラフで寝るのはイヤって人でもこれなら大丈夫だと思います。
妻に、グランピングはどう?って聞くと、『こんな家に住みたい!』って回答が帰ってきました。。
キャンプへのハードルはまだまだ高そうですが、第一ステップはクリアできたと思います。
るり渓温泉関連施設の紹介はコチラ
コメント